芸能人と付き合った時の話し第13話
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親友と渋谷駅前の交番付近を
ウロチョロしていると
サングラスをかけた、いかにも!な
オーラを放つ彼Eさんが登場。
彼E『ルイちゃん!』
私『あ!お疲れ様です!』
彼E『お疲れ!あっちにタクシー止めてあるから付いてきて!』
親友と私は言われるがまま彼Eさんに付いていきタクシーに乗る。
彼E『運転手さん!麻布十番までお願いします』
麻布十番って初めて聞いた私は地名では無くお店の名前か何かだと思っていたww
タクシーの中では、私を真ん中にして3人で後部座席に座った。
彼Eさんとの距離が近過ぎて緊張で一言も喋れない私。
親友と彼Eさんも私越しに軽く挨拶を交わしただけで、それ以上話すこともなく黙った。
ライブを途中で帰ったことに誰も触れなかったw
なんだか微妙な雰囲気のまま麻布十番にあるお店の前に到着。
タクシーの支払いはスマートに彼Eさんが済ませてくれた。
タクシーから降りるとお店の前には、若い男の子が立っている。
彼E『おーいたいた!お待たせ!』
どうやらその若い男の子は、彼Eさんが呼んだ後輩らしい。
後輩『Eさん!お疲れ様です!呼んで頂いてありがとうございます!』
彼E『これ俺の後輩!ルイちゃん達と同い年だよ!』
親友&私『そうなんだ!!初めまして!』
後輩を見た親友が私の耳元で
親友『ラッキー!イケメン!』
と囁いてきた。
確かにイケメンだけど背は低めだった。
どうやらこの後輩くんは、芸能人の卵のようだ。
彼E『じゃあ店入ろうか。』
そう言って歩き出す彼Eさん。
そしてそれに付いて行く私たち。
しかし入り口をスルーして横の細い道を通りお店の裏側に連れていかれた。
裏側には非常口のようなドアがあった。
何故かインターホンが付いていてそこを押す彼Eさん。
するとお店のスタッフが出てきた。
スタッフ『いらっしゃいませ!お待ちしておりました。』
そこは芸能人御用達のお店なのか、他のお客さんに会わないようにお店の中に入れるシステムになっていた。
こういうところがあるのかー!と秘密基地に入って行くようなワクワク感があった。
店内は個室になっていた。
薄暗く水槽がたくさんある。
全部ソファの席でかなりオシャレだがとっても居心地がいい。
男女交互になるようにソファに座った。