芸能人と付き合った時の話し第16話
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酔いながらも2人きりだという状況に緊張してきた私。
すると彼Eさんの方から口を開いてきた
彼E『こういうとこ初めてだった?』
私『六本木のクラブは初めてです』
彼E『るいちゃん、さっきの店だとテンション低かったからこういうワイワイしてるところの方が良かったのかな?って思ってここにしたんだけどね。なんかごめんな。俺も別にしょっちゅう来てる訳じゃないから色々誤解しないでな!』
彼Eさんは、二件目をクラブにしてしまったことや、普段は行ったりしないということを一生懸命伝えてきた。
その姿に、真面目な人なんだろうなって思ってしまった。
てかテンション低かったのはつまらないんじゃなくて気持ち悪かっただけだけどね!笑
彼E『俺以外とはこういう場所に行って欲しくないな。』
私『行かないですよ!行ったりしません!』
ドキッとした。どういうつもりでこういう事を言ってるんだろうって。
その後も1時間くらい2人で話しをしていたが、だんだん私は、帰ってこない親友の事が気になってソワソワしてきた。
私『親友がフロアに行ってから全然戻って来ないですよね!心配だから探しに行きたいです!』
彼E『俺も一緒に行くよ!』
私『え!でも他の人にバレたらまずいじゃないですか!1人で大丈夫なんで彼Eさんは待ってて下さい!』
彼E『危な過ぎて1人で行かせるなんて出来ないよ。一緒に行く』
見つかって迷惑かけたら申し訳ないなと思いながらも、彼Eさんに手を引かれフロアへと向かった。
フロアの隅々まで時間をかけて探したのだが親友と後輩君は見つからない。
幸い、他のお客さんに彼Eさんだということはバレなかった。
暗くて良かった。
その後も親友の携帯に電話をかけたのだが繋がらない。
親友はシャンパンを飲むとすぐ酔っ払うから心配だった。
でもひとまず待つしかない。
彼EさんとVIPルームで閉店までずっと待っていた。
結局、親友は戻って来なかった。
VIPルームには親友のバッグが置いてある。
私『この後どうしよ〜。連絡とれないけど、バッグ置きっ放しだし、お店も閉まっちゃうし。』
彼E『どうするか〜。とりあえず、連絡来るまで俺の家にいる?』
私『え?』
彼E『もう時間だから出なきゃ行けないし、ウチでとりあえず連絡来るまで待機してよう!』